仕事始め

さて2014年もさまざまなプロジェクトが目白押し。

教会で弾いたり演奏会を弾いたり、実際に「弾く」部分は、仕事をやっているという感覚ではないので、あえて

「仕事始め!」

という気分になるとしたら、それは企画、運営、資金集め、予算決算、人集め、人を説得…そして火消しの部分。

火消しとは。
ベルギーでは「消防士をやる」という言い方もするようですが、これは批判、不満、無理解、反発、勘違い…の勃発したところへ、消化器を持って乗り込んで行く、というイメージで、実際は淡々とメールを書く、淡々と電話する、あるいは淡々と話し合う、という仕事。



淡々と、というところが非常に根性を入れてやらないといけないところです。



クリスマス、年末、エピファニー、という、日常を「かぎかっこ」に入れたような日々も完全に終了し、続々と難題がメールボックスに届いてきます。適宜返事を出しつつ、火消しのためにこれから話し合って決める内容も多々あり、その話し合うべき相手とのミーティングのセッティングをして、先週から仕事リストを作り始めたのですが、今年はすごい長さのリストが1月中旬なのに既にできました。

今年は仕事が複雑になりそうです。

そして、重箱の隅をつつくような小さなことを誇大に取り上げたメールが送られて来ると、


1。わざわざ書いてくれたのだから、よほど気にかかったのであろう。その人の目にはひどく大きな事件に見えたということ(コンセンサスの違い)。
2。氷山の一角。ほかにも隠れた問題がある。その小さなことが示唆しているものは別にある。


のどちらか、見きわめることも大切になってきます。

でも、わたしには、常に、「氷山の一角」問題がうしろにひかえていることがほとんどだ、という気がしてならず、根本的に何が問題なのか、かなり考えて、話し合わなければなりません。

教会や学校、音楽の企画の場面では、実にさまざまの人種、さまざまのバック・グラウンド、さまざまの考え方の人が集まっていて、伝統を受け継いで良い仕事をしようとしていればいるほど、「昔のしこり」もしっかり受け継いで来ていたりします。会社ではないので、「成績を上げる」とか「収入を上げる」という目標が人々をまとめてくれるわけでもない。


「昔のしこり」に加えて、この仕事の最大の難しさは、「ねたみ」や「競争心」が絡む場合。


なにかを信じる心がなかったらまとまれません。


若い頃は、そうした「仕事」に時間を割くことは少なく、自分の練習や自分の生活が最優先でした。
周りがどう回っているか、あまりわかっていなかった。

まあ、この10年ほど、半分わかりつつ半分わからない、という事案も多かった。
でも、今は、「とにかく、わかることに決意した」のでした。


だから、ことしは本当に「良い仕事」をする希望が持てる年です。


仕事は仕事。うまくやるか、ヘタにやるか、どっちかしかありません。


地道に朝練と出張練習を重ね、家族がお互いに邪魔にならないような練習の時間割をしっかり組み、心は自由にのびのび暮らす、という部分をひきつづき固守できれば、仕事も、火消しも、よりよくできるはず。


今年はどんどん、遠慮なく「仕事」していきますっ!


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初心者マーク…
ベルギーに来て、いろいろな人の好意に甘え、お世話になり、あまり何も心配することなく音楽生活をしてくることができた私。旅行者のような気分がずっと抜けなかったのですが、今年から初心者マークを取って、責任に直面していくことにします。昨年から「私が言わなければ誰がこれを言うんだ?」という場面にたびたび出くわして…今までは、私が思ったぐらいじゃあそんなに大事なことじゃないし〜、と思っていたのですが、今年はそうは思わないので、発言するほかない。でも火消しは人間を試される仕事。すぐにかっとなる人、激しく文句だけを言うのに長けている人はひとりいるだけで、そこら中燃えてしまうからもう大変!!!あちちちち!!!
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