Advent Calender :Day5

写真


とても寒い今日の昼さがり。
草むらにホームレスらしい男性が
丸くなって寝ているようだったので、
夫が「息しているか見て来る」と
そこまで行ってみたらいびきをかいていたと。

そのとき丁度知り合いの若い夫婦が
乳母車を押して歩いて来た。
夫が「ここに寝てるひとがいてさ…」と
説明すると、その女の人は心配して
「大丈夫ですか?
救急車を呼びましょうか?」
と男性に訊いた。

するとその寝ていると思われた男性が






「要らない。
女の人が要る…」






……






寝てたんじゃないのかい!







……






帰って来てこの話をしながら夫は
「女のひとが欲しいっていうより、
あれはお母さんが欲しいって感じだよな。
子宮の中の赤ちゃんみたいな
格好で寝ていたんだから」
と言う。




娘は
「おーー。さびしいんだ…
かわいそう!!!!」
とやたらに共感。






草むらに寝る境遇に「堕ちた」男も、
女性の声に優しく訊かれれば
「俺には女のひとが必要なんだ」
という、いろいろあるけど、
結局は多分「ものごとの核心」らしいものを
心の中から掘り出して、
寝ていたのに速攻でそう答えたということに、
なんだか感心してしまいました。



少し経つと
どこかへいなくなっていました。



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今日の一枚…
Motette CD MOT 13651
Jehan Alain
Trois danses / Christophe Mantoux
オルガンはフランスRouenのSaint-Ouen聖堂の、伝説のCavaillé-Collオルガン。
そのなかから、トラック1−3の
Joie(喜び)、Deuils(喪)、Luttes(葛藤、たたかい)
の三つのダンスを、聴きたくなるし弾きたくなる季節。
村上春樹の「ダンス、ダンス、ダンス」を読みながらでも良いし。
生きる(死ぬ)=踊る=たたかう、ということを曲が表現していて、
よくこのオルガンで弾いたな!という部分でも感心しながら聴ける一枚。
オルガンのふいごの空気の音が沈黙の間に聞こえる。
ルーアンにいるみたいな気分になれます。

とりかかっています…
はい、翻訳中。まだ終らない。

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