夏のお知らせ

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暑中お見舞い申し上げます。


ベルギーも夏日が続き、オルガンの練習には最高の季節となりました。


日本では梅雨、台風、強行採決と厳しいニュースがこちらにも伝わるなか、7月21日、ベルギーの建国記念日のために国歌「ブラバンソンヌ」をオルガンで弾いていたら

「やっぱりこの歌聴いてもベルギーに愛国心が湧くかというとそうでもなし」

というあきらめの心境になり。


君が代を歌いたいとは思わない世代ですが、でも心が日本を思うのはきっとおばあさんになるまでずっとなのだろうなあとしみじみしたのでした。


言語の場合、案外と、簡単に、他国のことばを喋るのが楽しかったりするのです。


「言い方が少しづつ違うから新鮮でまた良いなあ」と。


でも、歌の場合(賛美歌とか、教会で歌う、もとは外国の歌を含め)、こどものころから歌っているヴァージョン、
昔から知っているメロディー、そうした音が「心のどこかに」届く感じがその都度欲しい気がして、


「歌い方が少しづつ違うのが残念でどうもなじめないなあ」と。


まあ、ひとによって、こだわりたい部分というのが違うのかもしれません。
私の場合、弱点は、「歌」であるようで。


日本人の私がバッハを弾いていることが「すごいね」とか「ふしぎだな」とはもう言われない時代ですが、


今日友人のきりもりしているカフェへ行ったら、アフリカ人の彼が


「僕ね、若い時ベルギーに勉強しに来てルーヴァンに住んでいたんだけど、週末や休暇になるとみんな実家に帰ってしまって、アパートに僕一人なの。
寂しくて鬱みたいになっていたときに、バッハの録音をどこかで聴いて、そこからむさぼるように録音を探して、
週末になるたびにバッハを聴いていたら、だんだん活力が戻って来たんだよね」


アフリカ人の彼も18世紀のバッハ作品によって21世紀の鬱と戦った。


私は鬱ではないけれど、心の渇望を埋めるために演奏されなければならぬ作品というのは、

心が渇望しないと演奏出来ない部分はあると思う。

しかしながら演奏は渇望しているだけではできない。

充実していなければ、なにごともやり遂げられない。




私の人生で、




いまここ





というようなことで…





できました。





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必死のお弁当作戦が実り(?)、体調がここ数年では一番整ったところで、サウンドエンジニアのアナも赤ちゃんが6ヶ月を迎えて一段落、私のCD作りに参加してくれて、ついに録音の音部分がCDに仕上がりました。




ところが満7歳になる私の可愛いMacBookエアーちゃんはここにきてストライキ。




充電池が手に入らないから修繕不可能と言われ、電源が入れられる日と入れられない日が一日置きになり。




音楽家なのに、これがないとCDが作れない。




というわけで、だましだまし、まだまだ大事に使いつつ、仕事しています。




ベルギーでのCDお披露目は

8月11日(火)
午後8時から
聖ミシェル聖グデュル大聖堂
「バッハとト長調」

です。



バッハとト長調お披露目コンサート



に詳細があります(英語)。



メロフォーンサイトの

コンサート情報

もご参照下さい。


日本でのCD販売はマーキュリーIncさんより準備が整い次第行う予定ですので、改めてお知らせさせていただきます。


CDの概要、使用したオルガンについては、ブルーベルの森サイトの、「国分桃代オルガントリオソナタクラブ会報」にてお読みいただけます。



また、夏のランディドルグコンサートでは、8月31日に川越聡子さんが演奏します。

8月、夏休み最後の週、ベルギーにいらっしゃる方はぜひ演奏会にお越し下さいね。

ブリュッセルのオルガン観光など企画していますので、個人的にメールでお知らせいただけたら演奏会の前の週からご一緒することも可能です。どうぞご遠慮なくこちらのメッセージ欄までお知らせ下さい。


ランディドルグの年間ポスターを、ここに再掲しておきます〜。


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習慣…
こんなに食事に工夫したのは初めてですが、お弁当を作るということがいつしか「いろいろな食材をいろどり楽しく調理して詰める」ということになっていて、食材について、その新鮮さについて、旬のもののおいしさとその美しさについて、再発見する毎日。そうして気がついたら体調がとっても良くなっていました。体重も1キロ増えていました(いいのか?!)。でも体力にちゃんと頼れる毎日は実に楽しい。気持ちだけが先走るのはやはり辛い。ごはんのことをこんなに考えたことはなかったです。はっきり言って、驚きです。
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