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立秋に寄せて。

ベルギーにも本当の夏が〜!

と思うような、30度越えの気候が続いた7月も過ぎ、

自宅でバカンス気分の毎日を過ごしたあとは、

お天気の方も「一日ひと雨!」という標語でもあるのかと思う、ちゃんとベルギーらしい曇り空な8月。

8月4日(月)には第1次世界大戦の勃発した100年目の日にランディドルグで演奏があったことだし、

また毎日の職業的ノルマをしっかりこなす生活に方向転換しました。


一日一雨、の良いところは、植物が生き生きして見えるせいなのか、

ほこりっぽい街の汚れが少し洗われてキレイになるからなのかわからないけれど、

不思議に心が落ち着く…ということです。

ん?私もベルギー人になってきた?

娘と夫は昔から、雨の降る灰色の日に深呼吸しながら

「あーきもちいい」

と言う人々だったのだ!

まあ、晴れた日のきらきらした青空を見るときの気持ち良さとは、全く違う種類の気持ちよさだとは思いますが…。


教会に練習に通うのも、暖かくて晴れすぎていない日は気分的には快適なのだけれど、

オルガン的なふたつの問題が…

それは!

気温が高い=調律がタカくなる
湿度が高い=鍵盤がカタまる

タカく、カタくなる!

鍵盤が固まるというか、弾き心地が固くなるのは、木材が膨張して、オルガン内部の鍵盤からパイプの空気が吹き込まれる部分までの複雑なメカニズムの流れが、それぞれ少しずつせき止められるというか、

「イヤイヤ」

をしているような、こすれるような感触が指先に残る…というか、

結果、そういう感じが耳にのこります。


電気や電子を介在しない機構でまかなっている私たちの教会の楽器で、3段カプラーをかけて弾くと、
わたしより腕も長くパワーのある夫でも

「オルガン固くて手がぶらぶらになったよ〜ん」

と腕をフリフリしながら帰ってきます。





結局、オルガニストって、寒けりゃ寒い、暑けりゃ暑いで
一年中、いつでも文句を言っているのではないかと…

思ったあなた!





やっとオルガニストの気持ちが理解出来ましたね!!



自分のオルガンってものがあるわけでもなく、

選んでいるようで実は偶然そのオルガンと結び合わされた人生を送る的な部分からして、

既に「あきらめ」がベースに…


などというと端から見ると
「良いオルガンじゃないか!わがまま言うんじゃないよ」

と思うかもしれませんが、


オルガニストの一生とは


「受け入れる」ことが基本。


な人生なのだと思います。



作品に合わせる。
作曲家に合わせる。
オルガンに合わせる。
建造物としての教会に合わせる。
TPOに合わせる…


周りに合わせる。



寒くても合わせる。
暑くても合わせる。



調律が狂ってたら、そこは力づくで「合わせます」!!!
(in tuneにすることもけっきょくは!ヘルツに合わせていると!)



全部自力で整えられる全能の力がないから。





と言うとやや大げさですが、要するに「好きなものを好きなように買って来て好きなように使う」というのは
実はすごい「権力」ではあります。





だから、自分自身だけは、自分の思うように整えることができる、という部分をちゃんと作っていきたい、
というのが無言で耐えているように見えるオルガニストの心の奥に潜んでいる決意なのではないか、と。


えっ。


「無言で耐えているように別に見えない」?!



社会人の方々と比較したら、たしかに…


たいしたことないのかもしれないですね!



よく考えたら、これって「社会」のことです。


オルガンは公的な場所にしかないので、

練習も本番も全部「家から外に出て」やっている。
そこが普通の楽器とは違う、というだけで、


社会って、周囲に合わせることで回っているんですよねえ。


学校の社会科の授業って、合唱の練習と一緒だったんですねえ…。


(ってまた極端な結論を…)


まだまだ残暑の地域の方もたくさんいらっしゃると思いますが、
毎日お疲れさまです!
暑い日も寒い日も、みなさんにとって美しいかけがえの無い唯一の日になりますように。


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習慣付け…
6時台に「ぱちっ」と目覚めるようになった、ということは、充分に休養出来たということだと思います。
それから昼食後に30分寝ても寝なくても横になる…シエスタは夏休みだからこそできます。そういえばこどものころ昼寝嫌いがトラウマになるほどで、「昼寝しない子はプールに行かせない」と言われ、「じゃプール我慢する」と言った(石頭)暑い夏の午後のことを未だに憶えている…

ラッキー…
この夏は好きなタイプの服とかばんが売っている年だったのでショッピングに行く時間があってラッキーだった。
何も買いたくない年もある。それは私のせいなのか、モードのはやりのせいなのか。
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