おうち映画会

毎週水曜日にメディアテークに行き、娘の「バイオリンの見聞を広める」ためのCDを数枚借りて、ついでにDVDも一枚借りることにしよう!と一家3人で決めたのですが、今日の放課後、娘は学校対抗の「ラテン語のコンクール」にULB(ブリュッセル自由大学)に行ってしまったので、「母の独断と偏見」で、チェロとピアノのリサイタル2枚、ヴァイオリンの室内楽3枚に、DVDはルイ・マルの「さよなら子供たち」とドビュッシーの「ダフニスとクロエ」の2枚を借りてきました。

おにぎりに唐揚げを準備しつつ、「8時から観るよ〜」と言うと、帰って来た娘も、いそいそ&さっさと練習していました。

この映画、実によく知られているにもかかわらず、私たちは初めて観ます。

言い訳をするわけじゃないですが、音楽の練習があると、映画を見る時間はなかなか皆無な生活。
うるさすぎるという理由でテレビも買えない。
コンピューター画面でDVDを観るのは、今まで年に2枚ぐらい。
名画も見切れないほどあるし…どれを選んでいいのやら。

そんな中、あこがれの美人像について書いたときに「そういえばイレーヌ・ジャコブ、好きな割に映画2作品しか観たことない」と思い(この2作は何度も観たのですが)、最初にちょい役で出ているという、名作の誉れ高い、「さよなら子供たち」を。

音程の直していない古いピアノの音。
シューベルト…

音も画もほんとうに素敵でした。

でも最後3人ともうるるる…。

途中で無声映画の伴奏をピアノとヴァイオリンがやる場面があり、

「あれなにこれめっちゃうまいじゃんヴァイオリン…」

と3人で顔を見合わせたら、娘が

「やだこれさっきのギリシャ語の先生だよ!弾いてない?本当に!」

わたしはその役者さんがさっきも出ていたなんて気がつきませんでしたが、ちゃんと学校の先生が自分で弾いているという設定だったらしく。


見終わったあとで、監督ルイ・マルの自伝的映画と知り、なおさら泣けました。


そのあとこの子役のふたりってどうなったのかな、と調べてみたら、ジュリアン役の人は現在プロのトランペット奏者に(!)、ジャン役の人は映画監督・絵本作家になっていました。


話の最後と実際の人生は全く関係ないはずなのに「あ〜、よかったよかった…」と思ってしまうのは何故。


イレーヌ・ジャコブも、ピアノは少し弾けて、途中で難しくてギブ・アップした、とどこかで読みましたが、彼女の実弟は現在ジャズ・ギタリストなので、ふたりで弾き語りのようなショーもやっているぐらいで、CDも確か出ています。

音楽のことは考えずに選んだDVDだったけれど、とても音楽的な仕立てになっていて音感も優れた監督だったのだと思いました。最後の「さよなら、子供たち!また会おうね」と言った神父の声も、子供たちへの暖かさに満ちた、元気な歌うような声だったのでした。

にほんブログ村 クラシックブログ 鍵盤楽器へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






カウチ・ミール…
カウチポテトならぬ、夕ご飯の時間を使うので、先週のおうち映画会第1弾は、ジブリの「ぽんぽこ」を観ながら、どんぶりによそったパスタを食べました(どんぶりとぽんぽこ…)が、きょうは、手羽先の唐揚げに10穀ご飯おにぎりに中華サラダにしました。食べやすいようで食べにくかったです。手がべたべた…。ダフニスとクロエはオペラのライブ録画なのですが、一体これを観る時は何を食べるべきなのでしょうか…。フランス印象派…キッシュ・ロレーヌとか?!ロレーヌ地方のレジスタンスのことを考えると「さよなら子供たち」の方が合ってたか…。2月にはアニエスタ・オランドの「秘密の花園」予約しました(こっちにもイレーヌ・ジャコブが脇役で出ている)。んー映画ごとに何食べるか迷うぞ。
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。